【福岡県】県の婚活支援「ふく♥こい」は使える?出会いイベント・無料相談と民間サービスとの違い

福岡県 県の婚活支援「ふく♥こい」は使える?

天神や博多はにぎやかなのに、いざ結婚を考えられる相手となると、なかなか出会えない。「婚活したいけれど、何から始めればいいんだろう」。福岡県にお住まいで、そんなふうに感じている方は多いのではないでしょうか。

福岡県に「ふく♥こい」という婚活の支援があると聞きました。どんなことをしているんですか?

福岡県は、「ふく♥こい」の名前で、出会い・結婚応援事業に取り組んでいます。柱になっているのは、県内の企業や団体が開く出会いイベントの情報発信と、無料の個別相談です。2005年から続いている事業で、成婚した組数は700組を超えています。

先にお伝えしておくと、ふく♥こいは「イベントで自然に出会いたい」「婚活の悩みをだれかに相談したい」という方に向いた支援です。メールマガジンやLINEの登録は無料で、相談にもお金はかかりません。1対1のお見合いを望む方には、県内の市町村などが設置している「出会いサポートセンター」という選択肢もあります。

この記事では、ふく♥こいのしくみ、出会いイベントの内容と参加のしかた、無料の個別相談、結婚したときの特典、お見合いができるセンター、結婚後の補助、民間サービスとの違いまで、県の公式情報をもとに順番にお伝えします。

この記事でわかること
  • 福岡県の出会い・結婚応援事業「ふく♥こい」のしくみと、これまでの実績
  • 出会いイベントの内容・参加のしかたと、知っておきたい決まり
  • 無料の個別相談と、カップル・結婚の特典プレゼント
  • 1対1のお見合いができる出会いサポートセンター、結婚後の補助、民間サービスとの違い
目次

福岡県の出会い・結婚応援事業「ふく♥こい」とは

ここがポイント
  • 福岡県が2005年から続けている、出会いと結婚の応援事業
  • 企業や団体が開く出会いイベントの情報を、県が発信している
  • 成婚した組数は719組

「ふく♥こい」は、福岡県の出会い・結婚応援事業の愛称です。未婚化・晩婚化への取り組みとして、独身の方に出会いの機会を提供し、結婚のきっかけをつくること、社会全体で結婚を応援する気運を高めることを目的にしています。

しくみの中心になっているのが、「出会い応援団体」です。県に登録した企業や団体が、結婚を応援する宣言をして、独自の出会いイベントを企画・実施します。県は、そのイベント情報をホームページやメールマガジン、LINEで届ける役割を担っています。

項目内容
事業の名前福岡県出会い・結婚応援事業(愛称:ふく♥こい)
実施福岡県(株式会社アソウ・ヒューマニーセンターが県から委託を受けて実施)
できること出会いイベント情報の入手と参加、無料の個別相談、カップル特典・結婚特典の受け取り
情報の受け取り方ホームページ、メールマガジン「あかい糸めーる」、ふく♥こい公式LINE
成婚した組数719組(2005年から2026年9月30日まで)
事務局の受付時間10時〜18時(火曜日は定休)

成婚した組数は、公式サイトに掲載されている数字です。20年以上にわたって、イベントをきっかけにした結婚が積み重なっています。

ほかの都県の支援との違い

東京都や埼玉県、愛知県は、会員登録をしてAIが相手を紹介する、マッチング型の支援を行っています。福岡県のふく♥こいは、イベントと相談を中心にした支援です。1対1のお見合いは、県内の市町村などが設置している出会いサポートセンターが担っています。

編集部

県がイベントの情報をまとめてくれて、お見合いは地域のセンターで。福岡県は、役割を分けて出会いを支えているんですね。

出会いイベントは、どんな内容?

ここがポイント
  • トークタイム、食事、フリータイム、カップリングが代表的な流れ
  • バスツアーや体験型、オンラインのイベントもある
  • 参加の条件や参加費は、イベントごとに違う

公式サイトのよくある質問によると、イベントの内容はさまざまですが、代表的な流れは次のとおりです。

  1. 1対1で、お互いのプロフィールカードを見ながらのトークタイム
  2. お食事タイム
  3. フリータイム
  4. カップリング

このほかにも、バスツアー、体験活動をしながらの交流、オンラインを使ったイベントなど、いろいろな種類があります。2026年10月には、福岡市でのハーブティーのワークショップ、八女市での昼飲みのイベントなどが案内されていました。

イベントの例

イベント参加資格募集人数
2人で作れるハーブティーのワークショップ(福岡市、2026年10月7日)30歳〜45歳の独身の方男女各6名
八女昼飲みフェスタ(八女市、2026年10月10日)20歳〜35歳の独身の方男女各8名

少人数で、年代を区切ったイベントが目立ちます。同じ年ごろの人と、落ち着いて話せるのがよいところです。公式サイトで紹介されている過去のバスツアーの例では、参加資格が35歳以下の独身の方、参加費が3,200円(バス代・高速代・保険料こみ)、募集人数が男女各15名でした。

イベントに参加するには

  1. 公式サイトの「出会いイベント情報」で、気になるイベントを探す。メールマガジンやLINEに登録しておくと、情報が届く
  2. イベントの詳細ページで、開催日、応募の締め切り、会場、参加費、参加資格を確かめる
  3. 応募方法にしたがって応募する。応募が多い場合は、抽選になるイベントもある
  4. 当日は、本人確認書類を持って参加する

メールマガジン「あかい糸めーる」と、ふく♥こい公式LINEの登録は無料です(通信費は自己負担)。イベントに参加する場合は、別に参加費がかかります。

友だちと一緒に参加してもいいですか?ひとりだと心細くて…。

抽選で参加者を決める場合、友人とは別々に抽選されるので、一緒に参加できる約束はできないそうです。公式サイトには、「ほとんどの方がお一人で参加されています」と書かれています。ひとりで参加するのがふつうなので、安心して申し込んでみてください。

知っておきたい決まり

項目内容
本人確認受付のときに、運転免許証や保険証などで、氏名・生年月日・現住所を確かめる
県外に住んでいる方参加できる。イベントによっては、対象を地域に住んでいる方・勤めている方に限っている場合がある
再婚を希望する方独身であれば、初婚・再婚を問わず参加できる
キャンセル参加できなくなったら、すみやかに主催者へ連絡する。キャンセル料がかかる日は、イベントごとに決まっている
連絡先の交換参加者の責任で行う。事務局や主催者は、参加者の連絡先の問い合わせには応じない

「気になる人がいたけれど、連絡先を聞けなかった」という場合でも、あとから事務局に教えてもらうことはできません。公式サイトも、「勇気を出してお声をかけられることをおすすめします」と呼びかけています。

当日のマナー

公式サイトには、イベント参加のマナーと心得も載っています。

  • 遅刻をしない
  • 過度にラフにならない、清潔感のある服装で参加する
  • 携帯電話はマナーモードにする
  • 口臭や、ひげのそり残しに気をつける
  • 過度な化粧、香水、装飾品はひかえる

婚活イベント・お見合いの服装を見る

無料の個別相談

ここがポイント
  • 出会い、お付き合い、結婚の悩みを相談できる
  • 電話、メール、面談に対応
  • 面談は福岡市の事務局のほか、オンラインや出張でも

事務局では、無料の個別相談を受け付けています。「イベントに参加するには、どんな手続きがいるのか」という入り口の質問から、交際の進め方、結婚の準備まで、幅広く相談できます。

相談の種類相談できることの例
出会い探しの悩みイベントに参加する手続き、コミュニケーションが苦手なときの工夫、カップルになるためのアドバイス
お付き合いの悩み交際の進め方、デートの服装、告白のタイミング
結婚の悩み式の準備や両親へのあいさつ、新生活の資金、2人のライフプラン

相談の方法は、電話、メール、面談です。面談は、福岡市中央区の事務局で行われていますが、必要に応じて、オンラインや出張での面談にも対応しています。福岡市から離れた地域に住んでいる方でも、相談しやすいしくみです。

面談は予約制です。事務局に電話かメールで申し込みます。受付時間は10時から18時で、火曜日は定休です。

編集部

「こんなこと聞いていいのかな」と思うようなことでも大丈夫。話すだけで、次に何をすればいいかが見えてきますよ。

カップルになったら・結婚が決まったら、特典があります

ここがポイント
  • イベントでカップルになった方、結婚が決まった方が対象
  • 県や企業・団体からプレゼントが贈られる
  • 事務局への連絡と、事前の申し込みが必要

ふく♥こいには、うれしい特典があります。この事業の出会いイベントでカップルになった方や、結婚が決まった方に、福岡県や企業・団体からプレゼントが贈られるのです。

結婚特典では、福岡県から、1万円相当の選べるカタログギフトが贈られます(先着15組まで)。企業や団体からの特典には、結婚新生活に役立つ品物や、結婚式の費用の割引などが例として挙げられています。希望するプレゼントを選べます。

プレゼントは、福岡市中央区の事務局で受け取ります。事前の予約が必要なので、まずは公式サイトの申し込みフォームから連絡しましょう。

1対1のお見合いなら、出会いサポートセンター

ここがポイント
  • 市町村などが、お見合いをサポートするセンターを設置している
  • 県内に8つのセンターがある
  • 営業日や利用の条件は、センターごとに違う

「イベントより、1対1でじっくり会いたい」という方には、出会いサポートセンターがあります。県の公式サイトでは、市町村などが設置している、1対1の出会いから結婚までをサポートするセンターが紹介されています。

センター設置場所
北九州出会いサポートセンターJUNOALL北九州市
ふくおか出会いサポートセンターJUNOALL福岡市
ちくご出会いサポートセンターJUNOALL久留米市
いいづか出会いサポートセンターJUNOALL飯塚市
むなかた出会いサポートセンターJUNOALL宗像市
八女・筑後結婚サポートセンター八女市、筑後市、広川町
あさくら出会いサポートセンターJUNOALL朝倉市
いとしま出会いサポートセンター糸島市

登録の条件や料金、営業日、営業時間は、センターごとに違います。利用を考えている方は、お住まいの地域に近いセンターのホームページで、くわしい内容を確かめてください。

お見合いで何を話す?会話が続く話題を見る

結婚が決まったら使える補助

ここがポイント
  • 新婚世帯の住まいと引っ越しの費用を補助する制度
  • 上限は、29歳以下が60万円、39歳以下が30万円
  • 実施している市町村と条件は、市町村ごとに違う

県の公式サイトでは、結婚にともなう新生活の費用を支援する「結婚新生活支援事業」の概要が紹介されています。こども家庭庁の交付金を活用した、「結婚・妊娠・共育ての相談機会提供・支援プログラム」の内容です。

項目県のサイトに書かれている概要
対象になる世帯令和8年1月1日から、お住まいの市町村の事業終了日までに入籍した世帯。夫婦の所得を合わせて500万円未満。夫婦ともに婚姻日の年齢が39歳以下。ライフデザイン支援講座などを受講していること。そのほか、市町村が定める要件を満たすこと
補助される費用新居の購入費・リフォーム費、家賃・敷金・礼金・共益費・仲介手数料、引っ越し業者に支払った費用
上限額1世帯あたり、29歳以下は60万円、39歳以下は30万円

県のサイトには、結婚新生活支援事業を行っている市町村として、久留米市、直方市、柳川市、八女市、筑後市、大川市などの名前が掲載されています。事業の名前や条件は、市町村によって違うことがあります。申請は、お住まいの市町村に直接行う形です。必要な手続きと書類を、市町村の窓口で確かめてください。

ふく♥こいと、結婚相談所・婚活アプリの違い

ここがポイント
  • ふく♥こいは、イベントと無料相談が中心
  • 紹介から交際まで担当者に支えてほしいなら、結婚相談所
  • 手軽に始めるなら、婚活アプリ
比べる点ふく♥こい(福岡県)民間の結婚相談所婚活アプリ
料金メールマガジン・LINEの登録と、個別相談は無料。イベントごとに参加費がかかる入会金・月会費・成婚料などがかかる(相談所ごとに違う)無料から月額制まで(サービスごとに違う)
出会い方企業や団体が開く出会いイベント担当者による紹介、会員の検索アプリ上で相手を探す
本人確認イベントの受付で、本人確認書類を確かめる独身や収入の証明を求める相談所が多いサービスごとに違う
サポート無料の個別相談(電話、メール、面談)担当者がつき、紹介から交際まで相談できる相談所が多い基本は自分で進める

ふく♥こいが向いている人

  • 条件より、話してみた印象で相手を選びたい方
  • 少人数の、落ち着いたイベントで出会いたい方
  • 婚活の悩みを、無料で相談したい方
  • まずは情報を受け取るところから始めたい方

民間サービスとの併用を考えたい人

  • 条件に合う相手を、一対一で紹介してほしい方
  • 抽選に外れることが続いている方
  • 短い期間で、集中して結婚を決めたい方
  • 仕事が忙しく、イベントの日程に合わせにくい方

イベントは日程が決まっているので、仕事の都合で参加しにくい方もいるでしょう。そうした方は、オンラインで活動できる結婚相談所や婚活アプリ、地域の出会いサポートセンターを組み合わせると、自分のペースで進めやすくなります。

結婚相談所を選ぶときに確かめたいことを見る

福岡県の婚活支援について、よくある質問

ふく♥こいの登録に、お金はかかる?

メールマガジン「あかい糸めーる」と、ふく♥こい公式LINEの登録は無料です。通信費は自己負担です。イベントに参加する場合は、別に参加費がかかります。

福岡県外に住んでいても、イベントに参加できる?

参加できます。イベントによっては、対象を地域に住んでいる方や勤めている方に限っている場合があります。開催地は福岡県内です。

再婚を希望していても参加できる?

独身であれば、初婚・再婚を問わず参加できます。

友人と一緒に参加できる?

抽選で参加者を決める場合は、別々に抽選されるので、一緒に参加できる約束はできません。ひとりで参加する方がほとんどです。

気になった人の連絡先を、あとから教えてもらえる?

教えてもらえません。連絡先の交換は、参加者の責任で、その場で行います。

1対1のお見合いはできる?

県内の市町村などが設置している出会いサポートセンターで、1対1のお見合いをサポートしています。条件はセンターごとに違います。

福岡県の婚活支援についてまとめ

この記事のポイントをふり返ります。

この記事のまとめ
  • 福岡県の出会い・結婚応援事業「ふく♥こい」は、2005年から続き、成婚した組数は719組
  • 企業や団体が開く出会いイベントの情報を、ホームページ・メールマガジン・LINEで受け取れる
  • 登録と個別相談は無料。イベントごとに参加費がかかり、条件は回ごとに違う
  • イベントでカップルになった方、結婚が決まった方には、特典プレゼントがある
  • 1対1のお見合いは、県内8つの出会いサポートセンターが担っている
  • イベントの日程に合わせにくい方、紹介を受けたい方は、民間サービスとの併用も

出会いは、動いた人のところにやってきます。メールマガジンやLINEに登録して、届いたイベントの情報をながめてみる。それだけでも、立派な一歩です。

気になるイベントが見つかったら、思いきって応募してみませんか。ひとりで参加している人がほとんどなので、心配はいりません。

参考にした公式情報

制度の内容・料金は2026年10月7日に上記の公式ページで確認したものです。最新の情報は各公式ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

マリーステップ編集部です。自治体の婚活支援は各自治体の公式ページで確認し、結婚相談所・婚活アプリと並べて、向き不向きがわかるようにまとめています。

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