【広島県】県の婚活支援「こいのわ」は使える?無料の会員登録とイベントの内容、民間サービスとの違い

広島県 県の婚活支援「こいのわ」は使える?

「結婚したい。でも、出会いがない」。広島県にお住まいで、そう感じている方は多いのではないでしょうか。職場と家の往復が続くと、新しい人と知り合うきっかけは、なかなか生まれません。

広島には「こいのわ」という婚活の応援があると聞きました。登録にお金はかかりますか?相手を紹介してもらえるんでしょうか。

広島県には、若者の出会いと結婚を応援する「こいのわ」があります。正式な名前は「こいのわ出会いサポートセンター」。会員登録は無料で、県内の各地で開かれる婚活イベントやセミナーの情報を受け取り、申し込むことができます。

先にお伝えしておくと、こいのわは「まずは気軽なイベントから始めたい」「地域の人に背中を押してもらいたい」という方に向いた支援です。センターが相手を個別に紹介することはありませんが、イベントでは「おせっかい役」のボランティアが、出会いを手伝ってくれます。一対一で紹介を受けたい方は、民間のサービスと組み合わせるのが現実的です。

この記事では、こいのわのしくみ、会員登録のしかた、婚活イベントとこいのわカフェの内容、ボランティアのサポート、会員特典、民間サービスとの違いまで、公式情報をもとに順番にお伝えします。

この記事でわかること
  • 広島県の出会い・結婚応援「こいのわ」のしくみと、これまでの実績
  • 無料の会員登録の条件と、できること・できないこと
  • 婚活イベントと「こいのわカフェ」の内容、おせっかい役のサポート
  • 参加の際のマナー、会員特典、民間サービスとの違いと使い分け
目次

広島県の出会い・結婚応援「こいのわ」とは

ここがポイント
  • 広島県の少子化対策から始まった、出会いと結婚の応援
  • 会員登録は無料。イベントやセミナーの情報が届く
  • 会員数は18,427名、成婚の報告は1,082件

「こいのわ」は、結婚を希望する人が出会いのチャンスに恵まれるよう、暮らしのさまざまな場面で縁をつなぐ取り組みです。2014年8月に、広島県の少子化対策の事業として「ひろしま出会いサポートセンター」が設立されました。2021年4月に、運営が広島県から公益財団法人ひろしまこども夢財団に移り、名前も「こいのわ出会いサポートセンター」に変わっています。

「こいのわ」という名前には、思いがこめられています。「婚活」という言葉が恥ずかしい、抵抗がある、という声にこたえて、「広島の婚活=こいのわ」として親しんでもらえるように、と名づけられたそうです。

取り組み内容
イベント・セミナーの情報発信出会いや結婚に役立つイベント、セミナーの情報を発信する
ひろしま出会いサポーターズ地域でご縁をつなぐボランティア団体
こいのわボランティアイベントでの「おせっかい役」を育てる
会員特典サービス協力店で使える、会員限定のサービス
応援企業企業や団体と一緒に、従業員の暮らしを応援する

これまでの実績

公式サイトには、2026年3月31日現在の数字が掲載されています。

項目実績
会員数18,427名
成婚の報告1,082件(センターや県が主催したイベント以外での成婚をふくむ)

会員数は1万8千人をこえています。2018年2月には、会員1万人の突破を記念したイベントも開かれました。10年以上の積み重ねがある取り組みです。

編集部

「婚活」という言葉に身がまえてしまう方でも、「こいのわ」なら始めやすいですね。名前にこめられた思いが、すてきです。

会員登録は無料。条件は?

ここがポイント
  • 結婚を希望する、20歳以上の独身の方
  • 住んでいる場所の制限はない
  • 登録は、本人がウェブから行う

会員登録は無料です。公式サイトのよくある質問によると、登録できるのは、結婚を希望する20歳以上の独身の方で、会員登録の同意事項に同意できる方です。

項目内容
対象結婚を希望する、20歳以上の独身の方
住んでいる場所制限はない。県外に住んでいる方も会員になれる
年齢の上限会員登録にはない。対象年齢を決めているイベントはある
登録料無料。イベントに参加する際は、参加費が必要な場合がある
登録の方法公式サイトの「会員登録」から、仮登録のメールを送り、届いたメールから本登録をする

学生の方も、真剣に結婚を希望する20歳以上の独身の方なら登録できます。県外に住んでいる方も会員になれますが、イベントによっては、対象の地域を決めて開かれる場合があります。

息子のことが心配で…。親が代わりに登録してもいいでしょうか。

会員登録は、利用する本人が行う決まりです。電話やファックスでの登録もできません。ご家族や地域の方は、「応援者」として登録するしくみがあります。独身の方を応援したい方は、公式サイトの会員登録の案内から、応援者向けの登録を見てみてください。

会員になると、できること

  • マイページで、自分が申し込んだイベントを管理できる
  • 出会いイベントやセミナーの情報が、メールで届く
  • サービス協力店で会員証を見せると、お得なサービスを利用できる

こいのわで、できること・できないこと

ここがポイント
  • できるのは、イベントへの参加と情報の入手
  • 個人の紹介(仲介)は行っていない
  • イベントでは、ボランティアが出会いを手伝う

大切な点なので、はっきりお伝えします。公式サイトのよくある質問には、「当センターでは、直接個人の紹介(仲介業務)は一切行っていません」と書かれています。条件に合う相手を一人ずつ紹介してもらう、というしくみではありません。

できることできないこと
婚活イベントやセミナーを探して、申し込むセンターに、相手を個別に紹介してもらう
イベントで、ボランティアに出会いを手伝ってもらうイベントのあとで、参加者の連絡先を教えてもらう
サービス協力店で、会員特典を使うセンターに、交際のお断りを代わりに伝えてもらう

東京都や埼玉県、愛知県のように、会員登録をしてAIが相手を紹介する支援とは、形が違います。広島県のこいのわは、出会いの「場」をたくさん用意して、地域の人の手で縁をつないでいく支援です。

婚活イベントは、県内のあちこちで開かれています

ここがポイント
  • パーティー形式や体験型など、いろいろな企画がある
  • 地域や日程から探せる
  • オンラインのイベントもある

公式サイトでは、婚活イベントを、開催するエリアや日程から探せます。広島市の各区のほか、呉市、尾道市、福山市、東広島市、廿日市市など、県内の市や町ごとにイベントを絞りこめます。オンラインで開かれるイベントも選べます。

イベントの内容は、パーティー形式、体験型など、さまざまです。参加するには、まず会員登録をして、マイページから申し込みます。年齢の条件や参加費はイベントごとに違うので、くわしい情報を確かめてから申し込みましょう。再婚を希望する方も、とくに指定のないイベントなら参加できます。

マッチング(カップリング)のしくみ

婚活イベントでは、最後に「いいな」と思った相手を3人ほど選び、お互いの希望が合っていればマッチング成立、という流れがよくあります。成立したら、氏名や連絡先を交換します。

マッチングしたら、まずはお友達から始めましょう。公式サイトも、1度会ったくらいでは相手のことがよくわからなくて当然、として、何度か会ってみてから交際を考えることをすすめています。

近くのお店で出会える「こいのわカフェ」

ここがポイント
  • 地域のレストランや喫茶店で開かれる、小さな出会いイベント
  • 標準は男性10名と女性10名ほどの少人数
  • こいのわボランティアが一緒に運営する

こいのわの名物が、「こいのわカフェ」です。県内の各地にある近くのお店や企業が、こいのわボランティアと一緒に、それぞれのアイデアを生かした出会いイベントを開いています。

項目内容
場所地域のレストラン、喫茶店などの店舗
標準的な形所要時間は2時間、男性10名と女性10名
参加者の決め方応募が多い場合は、参加の回数や年齢の構成、地域などに配慮して決めることがある

こいのわカフェの実績

公式サイトには、2016年4月から2026年3月までの実績が掲載されています。

項目実績
開催回数337回
定員9,504名
応募の倍率2.96倍
参加者8,546人
マッチング1,590組

応募の倍率が3倍近くあるので、申し込んでも参加できないことがあります。人気のあるイベントだとわかる数字です。気になる回を見つけたら、早めに申し込んでおきましょう。

「おせっかい役」が、出会いを手伝ってくれます

ここがポイント
  • こいのわボランティアは、イベントでのおせっかい役
  • ひろしま出会いサポーターズは、地域で縁をつなぐ団体
  • 声をかけるのが苦手な人も、安心して参加できる

自分から異性に声をかけるのが苦手です。イベントに行っても、だれとも話せずに終わりそうで…。

そんな方にこそ、こいのわのイベントは向いています。こいのわボランティアが参加するイベントでは、ボランティアが「おせっかい役」として、参加者をサポートしてくれます。

名前役割
こいのわボランティアイベントでの「おせっかい役」。マッチングした2人の引き合わせ(連絡先の交換の手伝い)と、イベントのあとのフォローを行う
ひろしま出会いサポーターズ地域で結婚支援の活動をするボランティア団体。出会いの場づくり、相談役、行政が主催する婚活イベントへの参加などを行う

広島県が「ひろしま出会いサポーターズ」に認定した団体のイベントや、県内の自治体のイベントには、認定のマークがついています。安心して参加できるイベントを選ぶときの目印になります。

公式サイトは、イベントで同性どうしで固まらないようにすることも大切だ、と呼びかけています。勇気を出して一歩ふみだせば、おせっかい役がそっと背中を押してくれます。

編集部

人見知りの方ほど、だれかに間に入ってもらえると心強いもの。「おせっかい」が、広島の婚活のいちばんの持ち味ですね。

イベントに参加する際の、マナーと注意

ここがポイント
  • 開始の10分前には会場に入る
  • ラフすぎる服装は避ける
  • 個人情報をどこまで伝えるかは、自分で決める
項目公式サイトの案内
時間遅刻をしない。プロフィールカードを書くことがあるので、開始の10分前には会場に入る
服装ドレスコードがあるイベントは、それにしたがう。指定がない場合は、Tシャツ、ジャージ、ハーフパンツ、サンダルなどのラフな格好を避ける
個人情報イベントの当日、自分の情報を相手にどこまで伝えるかは、自分の判断と責任で決める
キャンセル当日のキャンセルは、すぐに主催者へ連絡する。期限のうちなら、マイページから自分でキャンセルできるイベントもある
連絡先イベントのあとで、センターが参加者の連絡先を教えることはない
交際のお断り第三者を通さず、本人から相手にきちんと伝える

気になる人がいたら、その場で勇気を出して声をかけることが大切です。あとからセンターに問い合わせても、連絡先は教えてもらえません。

トラブルにあったときの相談先も、公式サイトに案内されています。つきまといなどの行為があった場合は、主催者と最寄りの警察署へ。しつこい勧誘を受けた場合は、県の消費生活センターの相談窓口に相談しましょう。

婚活イベント・お見合いの服装を見る

初対面で何を話す?会話が続く話題を見る

会員特典と、縁結びのスポット

ここがポイント
  • サービス協力店で、会員証を見せると特典がある
  • デートに使えるお店を探せる
  • 公式サイトでは、縁結びのパワースポットも紹介されている

会員になると、「こいのわサービス協力店」で会員証を見せて、お得なサービスを利用できます。イベントで出会った相手とのデートで使えるお店を探すのにも役立ちます。

公式サイトには、県内の縁結びのパワースポットを紹介するページもあります。「婚活」と気負わずに、お出かけの行き先を探すつもりでのぞいてみるのも楽しいでしょう。

こいのわと、結婚相談所・婚活アプリの違い

ここがポイント
  • こいのわは、無料の会員登録とイベントが中心
  • 一対一の紹介を受けたいなら、結婚相談所
  • 手軽に始めるなら、婚活アプリ
比べる点こいのわ(広島県)民間の結婚相談所婚活アプリ
料金会員登録は無料。イベントによって参加費がかかる入会金・月会費・成婚料などがかかる(相談所ごとに違う)無料から月額制まで(サービスごとに違う)
出会い方婚活イベント、こいのわカフェ担当者による紹介、会員の検索アプリ上で相手を探す
個別の紹介行っていない担当者が紹介する相談所が多いなし(自分で探す)
サポートこいのわボランティア、ひろしま出会いサポーターズによるおせっかい担当者がつき、紹介から交際まで相談できる相談所が多い基本は自分で進める

こいのわが向いている人

  • 条件より、話してみた印象で相手を選びたい方
  • 少人数の、あたたかい雰囲気のイベントで出会いたい方
  • 自分から声をかけるのが苦手で、だれかに間に入ってほしい方
  • 費用をかけずに、まずは情報を受け取りたい方

民間サービスとの併用を考えたい人

  • 条件に合う相手を、一対一で紹介してほしい方
  • 独身証明書などで、相手の身元が確かめられた場で出会いたい方
  • イベントの抽選に外れることが続いている方
  • 短い期間で、集中して結婚を決めたい方

こいのわの会員登録は、氏名や住所、連絡先などを入力する形です。独身であることや収入を、書類で確かめてほしい方は、独身証明書の提出を求める結婚相談所などを、あわせて考えてみるとよいでしょう。

結婚相談所を選ぶときに確かめたいことを見る

広島県の婚活支援について、よくある質問

こいのわの会員登録に、料金はかかる?

会員登録は無料です。イベントに参加する際は、参加費が必要になる場合があります。

相手を紹介してもらえる?

センターでは、個人の紹介(仲介)は行っていません。イベントに参加して、出会う形です。

県外に住んでいても会員になれる?

なれます。会員登録に、住んでいる場所の制限はありません。イベントによっては、対象の地域を決めている場合があります。

年齢の制限はある?

結婚を希望する20歳以上の独身の方なら、登録できます。対象の年齢を決めているイベントもあります。

イベントに参加したことがなくて不安なときは?

こいのわボランティアが参加するイベントでは、ボランティアがおせっかい役としてサポートしてくれます。

マッチングした相手との交際を、だれかに相談できる?

こいのわボランティアが参加するイベントでマッチングした場合は、ボランティアが引き合わせと、イベントのあとのフォローを行っています。

広島県の婚活支援についてまとめ

この記事のポイントをふり返ります。

この記事のまとめ
  • 広島県の「こいのわ(こいのわ出会いサポートセンター)」は、2014年に始まった出会い・結婚の応援
  • 会員登録は無料。結婚を希望する20歳以上の独身の方が対象で、住んでいる場所の制限はない
  • 会員数は18,427名、成婚の報告は1,082件(2026年3月31日現在)
  • センターは個人の紹介を行っていない。婚活イベントと「こいのわカフェ」で出会う
  • こいのわボランティアが、おせっかい役として出会いを手伝ってくれる
  • 一対一の紹介や、書類での本人確認を望む方は、民間サービスとの併用を

「結婚したい。でも、出会いがない」。こいのわは、そんな声から生まれました。登録は無料で、数分あれば終わります。

まずは会員になって、届くイベントの情報をながめてみませんか。気になる企画が見つかったら、おせっかい役のいるイベントから、参加してみてくださいね。

参考にした公式情報

制度の内容・料金は2026年10月8日に上記の公式ページで確認したものです。最新の情報は各公式ページでご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

マリーステップ編集部です。自治体の婚活支援は各自治体の公式ページで確認し、結婚相談所・婚活アプリと並べて、向き不向きがわかるようにまとめています。

目次